顎関節症治療の流れ顎関節症治療の流れ

顎関節症治療の流れ

名取歯科医院の顎関節治療(DTR Therapy)の中心となるのは咬合調整です。 咬合調整はデンタルドックで取得したデータを元に、咬み合う歯の高さを慎重に調整する治療法です。顎の軟骨(関節円板)が変形したり前方に偏ったりした場合、国内では顎関節の外科的な改善は難しいため、咬みあわせからアプローチして安定を図ります。

名取歯科医院では、2022年8月コンピュータによる咬合解析を用いた治療(DTR)をより高いレベルで提供することを目的に、世界で45番目 (日本国内では1番目)となる米国咬合(デジタル)の専門医認定を院長として取得しました。
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通常、咬合調整は1日で完了します。名取歯科医院で治療した患者さんの中には、数日後には症状が改善したとお喜びのお電話をくださった方もいらっしゃいます。ただし、名取歯科医院では無闇に咬合調整を行うことはありません。初診の方には「初診カウンセリング」をご用意しています。

カウンセリングの後、患者さんがご希望なされば、デンタルドック(お口の人間ドック)で精密検査を行います。そこで得た基礎データをもとに、治療計画を策定。咬み合わせの調整、筋肉の緊張緩和、炎症の除去、生活改善指導などを行います。また、咬合力が大きな方にはボトックス注射で筋力を軽減する治療も併用します。

顎関節治療後にデンタルドック時と同様に、T-スキャン、EMG、CT でデータを採取しデジタルで記録します。6ヶ月後に改めて予後のデータを所得して治療評価を定量的(科学的)に行います。
名取歯科医院では、過去・現在・未来をつなぐ継続的な顎関節治療を行っています。患者さんの顎関節や筋肉などの周囲組織に合わせて治療をおこなうので、同じ治療になることはありません。患者さんお一人おひとりの将来を予測していく治療になりますので、治療時には十分ご説明をさせて頂き、ご理解ご納得いただいた上で顎関節症治療を行います。

【関連リンク】
ボトックスによる顎関節治療
デンタルドック(口腔ドック)