治療方針と約束治療方針と約束

顎関節症に悩み苦しんで、諦めかけている
すべての患者さんへ。院長 名取健寿の約束。

名取歯科医院は顎関節症治療において診療ガイドラインを定めています。これは院長自身が顎関節症の患者として30年苦しみ、歯科医として多くの臨床家、専門医の門を叩いても症状が改善せずに悩み、苦しんできたからです。

顎関節の痛みや歯の鋭い痛み(知覚過敏症含む)は診断が非常に難しいと私は思います。歯の痛みや歯の知覚過敏症は結果として”歯”に症状が現れますが、原因は全く違うところにある場合もあります。実際に名取歯科医院に鋭い歯の痛みを主訴として来院された患者さんの場合、診断の結果三叉神経に問題があったために提携している神経内科の医師に紹介したところペインクリニックでの治療で大まかな痛みは治まったという事もありました。

このように、患者さんが歯科医師に痛みを強く訴えた場合に間違った診断をしてしまうと歯の神経を抜かれたりまたは最悪抜歯されてしまったという事にもなりかねません。顎関節治療にも通常の治療、治療全てに於いて診査、診断がとても大切になります。

今までの常識がこれからの非常識にもなる時代ですので、様々な方面から治療を考えなくてはならない事を患者さんにも、覚えて頂きたいと思います。

また顎関節治療のスタンダード治療の一つにマウスピース治療が挙げられますが、これは非常に治療効果に乏しいために名取歯科医院では行いません。マウスピース治療は可逆的な治療と言われていますが、それは違い非可逆的な治療の一つです。私たち名取歯科医院ではマウスピース治療は推奨しておりません。

名取歯科医院の顎関節診療ガイドライン

顎関節治療の疑問に対して、常に科学的根拠を示し、
患者さんの立場で分かりやすい言葉でお答えします。

名取歯科医院の6つ約束

歯科治療は噛み合わせ


歯科治療後にストレスなく噛めること治療の目的の一つと考えています。それがご自分の天然歯を守り、そして治療した歯が長持ちする「正しい噛み合わせ」をゴールだからです。咬合学のマスターピースである、Dr. Peter E. Dawson の咬合理論を15年にわたり実践しています。そのDawsonの噛み合わせ治療をデジタル化することで大きな飛躍を得たDr. Mark Piper の科学的な噛み合わせ治療を、日本で唯一*提供しています。
日本では歯科医師の間でも語られる事が少ないのですが、正しい噛み合わせは額運動だけでなく、舌房という舌が収まるスペースを適切に保ち気道が最適に確保されます。不正咬合により、舌が後方になることで気道を塞ぎ、酸素不足や睡眠時無呼吸症候群に繋がり全身の健康にまで影響することを患者さんには正しく知って頂きたいと思います。
*2022年、日本初の米国咬合(デジタル)認定を取得。

歯並びの乱れは、見た目だけでなくこのように複合的に様々な支障をもたらします。噛み合わせ治療は全身の健康にも影響する治療です。また、当院では歯を失ってしまった部分に対して入れ歯の治療は行っておりません。詳しくは名取歯科医院で入れ歯(義歯)治療をしない理由もご覧ください。

新しい技術の学びと研鑽

歯科治療は日々進歩しています。とくに世界的な科学的根拠に基づくデジタルの歯科治療を、いち早く日本で提供することを大切にしています。院長を含む全職員が常に新しい技術、知識の取得に向き合い、積極的に学会や研修会に参加しています。また権威づけの認定ではなく、患者さんの治療に役立つ真の学びと技術の習得にこだわっています。

■ 日本口腔インプラント学会
専門医 第1212号

■ DTR Certified 認定医
(国際認定医 40名 2022年10月現在)

精密で手間を惜しまない歯科治療


高度な技術を必要とされる脳外科や、心臓外科の手術などに使用されているマイクロスコープは、肉眼では見えない細かな患部を確認することが可能な医療用の顕微鏡です。歯科治療にマイクロスコープを使用することで、初期の虫歯や根管の内部、歯周組織や歯の切削面など、肉眼では見えなかったり、わかりにくかった部分を明るく大きく確認しながら治療できます。

またラバーダム防湿法も虫歯治療をはじめ歯を切削する治療で、恒常的に使用しています。患者さんには装着のお時間を頂戴しますが、虫歯の再発リスク低減、また治療中の誤嚥リスク防止など多くのメリットがあります。特にマイクロスコープによる拡大視野での根管治療では細菌の再感染を防止が歯を残す大切な要素となります。

マイクロスコープ

歯を長持ちさせる予防と定期検診


虫歯や歯周病は、定期検診でお口の状態を把握したうえで、一人ひとりのお口の状態に合ったケアをすることでリスクを軽減できる病気です。常に予防を心がけることで、お口の健康が守られるだけでなく、歯周病予防はからだの健康(脳疾患や心臓病などの予防)にも繋がります。患者さんの精神的、経済的な負担を軽減するためにも予防が大切です。

またデジタルの精密な噛み合わせ治療(DTRセラピー)を組み合わせることで、安定した噛み合わせを維持して天然歯と治療した歯を長持ちさせながら、美味しい食事を楽しむ満足と全身の健康をお口の中から維持します。

予防歯科

患者さんの希望に寄り添う歯科治療


「短期間で歯を治療してほしい」「長くかかっても歯を綺麗にしたい」「費用を抑えたい」など、患者さんのご要望はさまざまです。名取歯科医院では患者さんのお気持ちに寄り添い、歯科医師の思い込みや、押しつけではない歯科治療の提供を実践しています。患者さん1人ひとりに歯科衛生士が担当として寄り添い、ご要望に沿った最善のオーダーメイド歯科治療を提案致します。他院に通院中の方もセカンドオピニオンもお気軽にご相談ください。

デジタルの診査と専門医の診断

歯科治療を開始するまえに、必ずデンタルドック(歯科ドック)という精密検査を受けて頂きます。患者さんの悩みと痛みをデジタル検査のデータで「見える化」することで、科学的根拠ある治療計画をご提案いたします。私たちは歯科治療の原点を「患者さんを知ること」と考えます。名取歯科医院の精密検査は歯周病・虫歯リスク、噛み合わせ計測を含めた「総合精密検査(17項目)」となります。

患者さんの気持ちに寄り添うことと、専門科として最善の治療を提案することは似て非なるものです。インプラント専門医として、咬合の米国認定医として、責任ある治療計画の提言をおこなうことを約束します。

デンタルドック

名取歯科医院はこの6つを患者さんに約束し、遵守して顎関節症の治療にあたることをお約束します。
これは院長自身の顎関節症完治に至る30年のなかで、多くの喪失感や絶望を経験してきた一方で、歯科医の経験や勘、定説化された理論に縛られるのではなく、科学的根拠に基づいた検証可能な新しい治療が存在することを、患者と歯科医という両方の立場から体験したからに他なりません。

現在はマーク・パイパーによって確立された咬合の科学的分類を礎とし、デジタルの応用によって発展させたニック・ヤニオスの咬合理論に基づいた顎関節症治療、噛み合わせ治療を名取歯科医院ではおこなっています。

名取歯科医院はこの顎関節治療ガイドラインを患者さんに約束し、遵守して顎関節症の治療にあたることをお約束します。
これは院長自身の顎関節症完治に至る30年のなかで、多くの喪失感や絶望を経験してきた一方で、歯科医の経験や勘、定説化された理論に縛られるのではなく、科学的根拠に基づいた検証可能な新しい治療が存在することを、患者と歯科医という両方の立場から体験したからに他なりません。

現在はマーク・パイパーによって確立された咬合の科学的分類を礎とし、デジタルの応用によって発展させたニック・ヤニオスの咬合理論に基づいた顎関節症治療、噛み合わせ治療を名取歯科医院ではおこなっています。