顎関節と咬み合わせの重要性顎関節と咬み合わせの重要性

顎関節と咬み合わせの重要性

日本では顎関節症は口腔外科で診断されることが一般的ですが、そのあり方に疑問を感じる声もあります。口腔外科は通常、口腔内の疾患や外傷、癌に特化しているため、顎関節症に関する診断や治療には限界があるように感じます。

例えば、こちらは大病院の口腔外科へ、他の歯科医院から送られた写真です。患者さんは、顎の骨切り手術が必要と言われたとのことですが、こちらの写真を見る限り、なぜ大幅な手術が必要なのかが疑問視せざるおえません。

顎関節症の治療には正確な診断と適切な治療が欠かせません。以前から何度か触れてきた話ですが、スプリント治療では顎関節症を治すことはできません。また、全ての患者に同じ治療法が適しているわけではなく、右にならえの治療では患者さんを悲劇に陥れる可能性があると名取歯科医院では考えます。