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顎関節症をインプラント治療とDTR (デジタルによる咬合調整)で治療

80代 女性 / 2024年5月17日 公開


治療前レントゲン

治療前

治療前レントゲン

治療前

治療内容

  • 初診カウンセリング
  • デンタルドック
  • DTR Therapy

治療費用
¥390,500

費用明細はこちら

こちらの患者さんは当院にいらっしゃるまで5年間、東京の顎関節症専門医でマウスピース(スプリント)治療を自費で受けていました。しかし痛みがまったく改善せず症状も酷くなるばかりだったそうです。
このまま通院していても時間と費用がかかるばかりで何も改善しないと考えられ、お知り合いが当院の患者さんであったことから、その方のご紹介で名取歯科医院へいらっしゃいました。

患者さんは今まで通われていた他院で「歯を削る治療は一度削ると元には戻らないし、論文的にも削る治療には批判的なものが多い」ということを説明され、ご自身でも歯を削らない治療が良いかと考え、通い続けていたとのことでした。しかし、全く症状が変わらないことを訴え続けたが聞いてもらえず、最終的に精神的な問題ではないかとまで歯医者に言われ、心療内科を紹介されたそうです。
患者さんご自身はそのような事は絶対無いとの確信から名取歯科医院にお越しになり、改めて顎関節症の検査と治療をご希望されました。

治療ステップ

step1

精密検査(デンタルドック)

まず顎関節の状態を診査診断します。
この写真を見るとわかりますが正常な顎関節に比べ、関節円板が前方(顎関節の中)に落ちており、サイズも非常に小さくなっています。このような場合、顎関節と咬み合わせの関係の知識が無い歯科医師では、治療法をどうしたらいいのかわかりません。

▽正常な顎関節

▽患者さんの顎関節

顎関節の中の関節円板が落ちてしまうと、顎関節自体の骨の位置が上に移動してしまい、顎関節の骨を支えていた関節円板の無いところにその後ろにある組織が前に移動して、顎関節の骨を支える事になります。しかし、その組織は非常に柔らかいので咬む力を支える事ができません。それによって下顎の骨全体が歪み、歯の当たるバランスが崩れてある一部の歯に力が集中します。その結果、咬む筋肉に異常な力がかかり症状を引き起こすのです。

step2

治療計画

残念ながら顎関節の関節円板が治療によって正常な位置に戻ることはありません。名取歯科医院では、精密検査の結果から、この患者さんの場合は、咬み合わせがきちんと均等にもとあった場所に力を分散できるよう、咬合調整(歯を削る)をご提案しました。
歯を削るといっても、やみくもに削るわけではありません。名取歯科医院では、咬合紙という紙を印記するだけではなく、デジタルで細かく咬み合わせを確認しながら歯を削っていきます。

▽咬合紙による印記

▽デジタルによる噛み合わせの確認

step4

咬合調整による歯を削る顎関節治療

患者さんは、2回の調整で今まであった不快な症状は無くなりデータ的にも満足な結果を得ることができました。
名取歯科医院では顎関節治療にはマウスピース(スプリント)を使いません。
もちろん、歯を削る方法(咬合調整)が全ての患者さんに合うわけではありません。しかし、多くの歯科医師の行っているマウスピース(スプリント)治療では、顎関節症は全く改善しないということをはっきりと言えます。
歯を削らないから良いと思われがちなマウスピース(スプリント)ですが、マウスピースで歯が固定されてしまうことにより、咬み合わせた時に余分な力を逃がすことができません。そのため、マウスピース(スプリント)を長期間行っていると、顎関節に負担がかかり、最悪は顎関節自体を壊してしまうこともあります。

名取歯科医院の院長、名取健寿はアジア・パシフィックで唯一(2024年3月現在) DTR Certified 認定医 (国際認定医 53名 2024年3月現在)でもあり、患者さんの咬み合わせや顎関節に関する問題に真摯に向き合っています。

治療費

初診カウンセリング ¥5,500
デンタルタルドック ¥55,000
DTR Therapy ¥330,000
合計 ¥390,500

症例紹介について

治療費について

すべての治療が保険外診療となります。価格と税率は治療当時のものとなります。初診カウンセリングに限り、¥5,500とさせていただいております(通常¥11,000)。治療前にデンタルドック(55,000円)が必要です。また提携先の医療機関でおこなう検査や治療費は別途、現地でのご負担となります。

治療リスクについて

治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがありますが、本歯に移行するまでに通常消失します。
※すべて症例による違いや個人差があります。

掲載写真について

すべて名取歯科医院での臨床写真で、見た目を変える画像加工は行っておりません。またメーカーや学会誌からの転用はございません。掲載写真は実際に治療を行った患者さんの同意を得て、治療を検討する方への情報提供と啓発を目的として公開しています。

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顎関節症治療